シャングリラ、バリュー・レート・プラン販売を強化、手数料5%上乗せ

  • 2002年8月27日
 シャングリ・ラ・ホテルズ・アンド・リゾーツは旅行会社対象のワークショップを開催した。同社はアジアで38プロパティのデラックスホテルを運営・所有するグループ。現在、全プロパティにおける宿泊者のうち日本人のシェアは11%で、最も重要なマーケットと位置付けており、今後も日本人に合ったサービスを提供していく方針だ。例えば、ゆかたやお茶などのアメニティを部屋に準備するほか、女性に人気のスパ・パッケージやレディース・プランなども豊富に用意している。また、空港とホテル間のリムジンによる送迎サービスや朝食が宿泊数分に付帯し、18時までのレイトチェックアウトができる「バリュー・レート・プラン」(正規料金での宿泊)をパッケージツアーに組みこんだ販売を提案、9月1日から11月30日にパッケージツアーで販売した場合は、通常のコミッションに5%上乗せした手数料を支払う。
 今後は運営受諾を含め新規開業を積極的に行う。今年11月にマレーシアのプトラジャヤ、2003年3月ドバイに開業するほか、アジアでは東京をはじめ、ソウル、シドニー、バリ、プーケットでの開業を積極的に検討していく。その他、ロンドン、パリ、ベルリン、ニューヨークなど欧米の主要都市にも積極的に展開する。