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オービッツ、航空会社の予約システムに直接リンクするシステムを導入

  • 2002年8月20日
 オービッツは航空会社の予約システムに直接リンクし、GDSを介さずに予約できるシステム「サプライヤーリンク」を開発した。航空会社の予約システムはそれぞれに仕様が異なるが、「サプライヤーリンク」ではすべての航空会社のシステムにリンクできるようになっているという。通常、航空会社はGDS会社に航空券を発券するセグメントごとに手数料を払うが、同システムでは一定の利用料を同社に支払う料金体系で、同社は大幅なコストダウンを実現することができるとアピールしており、8月19日から導入したアメリカン航空では1枚のチケットにかかるコストを最大77%までセーブできると期待している。専門家の意見では業界の中間コストを10億ドルカットできると予測するものもある。今後、USエアウェイズとそのほか米国2キャリアも今年末までに導入する見込み。さらに、デルタ航空、ユナイテッド航空など米国7キャリアも導入の契約をしている。
 なお、オービッツでは同社のデータベースを旅行会社がウェブ上で閲覧・予約できるシステムを今月から導入している。