JATA旅行市場動向調査、業態別ではインハウスと小規模リテーラー健闘
JATAは四半期ごとに会員企業を対象として旅行市場動向調査を行なっている。6月末の調査結果によると、海外旅行全般の現在のDI値はマイナス50で、前回(3月)調査時よりも8ポイント回復した。ただし、前々回(12月)調査時よりも前回のポイントは32ポイント改善されており、テロ以来の業況悪化から回復基調にあるものの、サッカーW杯の影響による旅行出控えや景気の不透明感が回復の勢いに歯止めをかけた模様だ。業態別ではインハウス(マイナス31)と小規模リテーラー(マイナス39)と健闘しているものの、中堅リテーラーがマイナス96で苦戦している。
一方、顧客層別ではシルバーがマイナス14、熟年がマイナス25と依然として牽引しているのが分かる。また、商用・視察も前回のマイナス78から大きく改善しマイナス35と回復基調になっている。なお、方面別では中国のプラス23を除き、全体的にマイナスである。
一方、顧客層別ではシルバーがマイナス14、熟年がマイナス25と依然として牽引しているのが分かる。また、商用・視察も前回のマイナス78から大きく改善しマイナス35と回復基調になっている。なお、方面別では中国のプラス23を除き、全体的にマイナスである。