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サッカーW杯観戦目的の外国人旅行者の8割は初来日

  • 2002年7月18日
 財団法人日本交通公社によると、サッカーW杯観戦目的で来日した外国人旅行者の88%が初来日であった。これは同財団が東京都観光部、台東区観光課、台東区ホテル旅館協会の協力を得て開催期間中に行なったアンケートによる調査結果で、回答は6月26日までの770名の外国人観光客から得られ、そのうち429名がW杯観戦目的の来日であった。JNTOの調査(2000年)によると、日本に来る外国人のうち初来日の人の割合は3分の1程度であることから、W杯をきっかけに多くの外国人が初めて日本を訪れたことが分かる。通常の外国人観光客の平均滞在日数は8日間であるが、W杯目的者の平均滞在日数は17日間と長く、その分、滞在期間中の支出額は約24万円と通常観光での平均支出14万7000円を大幅に上回った。ただし、1日当たりの費用ではW杯目的者は約1万4400円で、通常の約1万8300円を下回った。