JTB、夏休みの旅行動向予測、人数は微増も金額は減少に
ジェイティービーはこのほど、夏休みの旅行動向の見通しをまとめた。7月15日から8月31日の期間中、1泊以上の旅行に出かける人は前年比0.7%増の7617万人と推計、内訳は国内旅行が1%増の7369万人、海外旅行が6.6%減の248万人である。今年の傾向は国内はテーマパークや自然との触れ合い目的の旅行、海外は中国やアジアビーチ方面が好調だ。夏期ボーナスの減少など景気低迷を受けて、一人あたりの旅行費用は4.3%減の3万9497円と低下、特に国内は4.2%減の3万3654円で堅実型消費が定着したと分析している。一方、海外は円安に伴うツアーの価格上昇を反映して1.4%増の21万3091円と推計している。
また、「旅行支出に対する意欲」は、「単価を減らし回数を増やす」が14.5%と1.1ポイント増、「単価を増やし回数を減らす」が4.9%と1.5ポイント増であるが、「支出を減らしたい」の回答数が前年とほぼ変化がなかったことから、旅行内容を工夫、吟味した上で旅行に出かける姿を反映していると同社では分析している。また、旅行日数は1泊2日と2泊3日で全体の69.4%を占め、旅行日数は減少傾向にある。
また、「旅行支出に対する意欲」は、「単価を減らし回数を増やす」が14.5%と1.1ポイント増、「単価を増やし回数を減らす」が4.9%と1.5ポイント増であるが、「支出を減らしたい」の回答数が前年とほぼ変化がなかったことから、旅行内容を工夫、吟味した上で旅行に出かける姿を反映していると同社では分析している。また、旅行日数は1泊2日と2泊3日で全体の69.4%を占め、旅行日数は減少傾向にある。