ハワイ、「オールドハワイ」がイメージの新ショッピング・エリアが誕生

  • 2002年7月9日
 ハワイのオアフ島に新しいショッピング・エリア「2100カラカウア・アベニュー」が誕生する。カラカウア通りとカライモク通りが交差するブロックに位置し、隣のブロックにはナイキ・タウンが入っているキング・カラカウア・プラザがある。従来のショッピングセンターのように一つの建物の中にショップがあるのではなく、それぞれが独立した建物でショッピング・エリアを形成する。開発を担当したハワイの不動産開発コンサルタントであるホノ・グループのCOOモナ・アバディール氏は「ハワイには世界で唯一の文化がある。文化、芸術は観光の魅力作りに重要」と強調、店舗建築はハワイ・オペラ・シアターやホノルル・アカデミー・アートなど現地の文化芸術団体と協力して、「オールドハワイ」をコンセプトに店舗自体がハワイの伝統、歴史、文化をイメージしたデザインを用いるのが特徴だ。出店するのはティファニーやシャネルなどのラグジュアリー・ブランド9店で、シャネルはニューヨークの店舗より大きい米国でのフラッグ・ショップとなる。11月中旬にソフトオープン、12月6日にグランドオープンし、当日はカラカウア通りでセレモニーを開催、その後18ヶ月間は芸術関連の様々なイベントを展開する。