宮崎県、OZの宮崎/ソウル定期便維持策で、送客数に応じ支援金を支給

  • 2002年7月8日
 宮崎空港振興協議会と宮崎県観光協会は、6月11日から運休していたアシアナ航空(OZ)の宮崎/ソウル線が昨日再開されたことに伴い、定期便路線の維持策として日韓の旅行代理店に業績に応じ、集客のための広告宣伝費の名目で支援金を出す。協議会では韓国に旅行客を送る国内の旅行代理店に、月の利用客50人未満の場合は1人につき1000円、50人で6万円、100人で13万5000円、200人で30万円で、集客数が増加するほど1人あたりの支援金額が高くなる。適用期間は7月、8月である。
 宮崎空港から韓国へ訪れる日本人客は、昨年4月24日から今年3月末まで約2万2000人を超える程度。今回の支援金について県の総合交通課は、「定期便は宮崎との掛け橋であり、その維持と利用促進のための積極的な策を打ち出した」と説明している。