HIS、旅行会社の事業承継M&A基盤を設立 中間持株会社を11月設置
エイチ・アイ・エス(HIS)は10月30日、旅行会社の事業承継を支援する「事業承継M&Aプラットフォーム」の構築に向け、完全子会社となる中間持株会社「旅行事業承継NEXTホールディングス」を設立すると発表した。設立と事業開始は11月30日を予定する。
国内の旅行会社では、後継者不足に加え、過去の事業環境悪化による債務負担や、成長投資に向けた資金余力の不足などが課題になっている。HISは、総合旅行企業として培ってきた経営基盤やノウハウを生かし、こうした課題の解決に取り組む。
新会社は、参画する各社が持つ専門領域や地域ごとの強みを相互に補完し、グループとしての相乗効果を高める方針。規模の拡大によるメリットと、各社の独自性の維持を両立させるとしている。資本金は1000万円で、HISが全額出資する。代表取締役にはHIS社長の澤田秀太氏が就任する予定。
澤田氏がCEOに、矢田氏は代表取締役会長を退任
HISは同日、2027年1月27日付の代表取締役の異動も発表した。澤田氏は代表取締役社長CEO・社長執行役員となり、矢田素史氏は代表取締役会長を退任して取締役に就く。矢田氏は退任後も、国内関係会社の管理や対外関係を担当し、新体制を支援する。
同社は、経営陣の若返りと次世代への移行をさらに進めるとしている。取締役の異動は、同日開催予定の定時株主総会と、その後の取締役会を経て正式決定する予定。
11月1日付の執行役員人事など、今回発表した人事の詳細はこちら。

