ベルトラ、テーブルクロス株を全株売却へ 資本関係解消も事業連携は継続
ベルトラは、訪日客向けグルメプラットフォーム「byFood.com」を運営するテーブルクロスの保有株式を全て売却する。売却額は8000万円で、投資有価証券売却益7281万7370円を2026年12月期の特別利益に計上する見込み。資本関係を解消する一方、両社の事業連携は継続する。
ベルトラは8月19日の取締役会で、保有するテーブルクロスのA種優先株式100万株、議決権ベースで4.6%に相当する全株式の譲渡を決議した。売却先はシンガポールの投資持株会社HERITAGE GLOBAL INVESTMENT HOLDINGS PTE. LTD.。契約締結、株式譲渡はいずれも8月31日を予定する。
ベルトラは2023年4月、テーブルクロスが実施した第三者割当増資を引き受け、1億円を出資した。テーブルクロスが展開する訪日旅行者向けの食体験商品と、ベルトラグループの旅行体験商品を組み合わせることで、サービス拡充や事業拡大につなげる狙いだった。
今回の売却についてベルトラは、独立した第三者から株式の買い取り提案を受けたことを契機に、「当社グループの資産効率の向上を図る観点」から全株式の売却を決めたとしている。株式売却後もテーブルクロスとの事業連携には影響しない見込みで、食体験分野での協業関係は維持する。
売却額8000万円は当初の取得額1億円を2000万円下回る。ただし、ベルトラは2024年12月期に当該投資有価証券について9300万円の評価損を特別損失として計上済み。売却直前の帳簿価額は718万2630円となっているため、今回の売却では7281万7370円の投資有価証券売却益が発生する。
テーブルクロスは2014年設立。訪日旅行者を対象に、レストラン予約や食体験などを扱うグルメプラットフォーム「byFood.com」を運営している。

