WBF、LINE WORKSで法人出張手配を本格展開

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 ホワイト・ベアーファミリー(WBF)は8月25日、ビジネスチャット「LINE WORKS」上で国内・海外出張を手配できる法人向けサービス「BizTrip-WBF」の提供と導入企業の募集を開始した。航空券やホテルなどの予約依頼からコンシェルジュとの相談、見積もり、手配までをLINE WORKS上で行える仕組みで、初期導入費用と月額固定費用は設定しない。

 利用企業はLINE WORKSにBizTrip-WBFのBotを追加し、利用する社員を設定することでサービスを開始できる。出張者はBotから予約を依頼し、専任コンシェルジュが希望条件をもとに交通機関や宿泊施設を提案。見積もり内容を確認したうえで予約を確定する。公開されている利用ガイドでは、プロフィールにパスポート情報やマイレージ情報などを登録できるほか、見積もり画面で料金やキャンセル条件を確認し、社内で必要な出張承認を取得済みであることを確認して手配を確定する流れとなっている。

 手配対象は国内・海外の航空券、宿泊施設、鉄道、レンタカー、査証申請、モバイルWi-Fiなど。料金は1人・1出張単位で、海外出張の新規手配が3300円、国内出張が1100円、海外と国内を組み合わせる場合が4400円。海外航空券の発券後の変更・取消はそれぞれ4400円、査証申請代行は6600円としている。見積もり段階では料金は発生しない。

 旅行代金は原則として事前のクレジットカード決済とする一方、企業向けには与信審査などを経て後日一括払いにも対応する。現在は予約レポートを利用企業側で抽出する機能はなく、必要な場合はコンシェルジュが予約リストを提供する。レポート抽出機能については今後の追加を予定しているという。

 LINE WORKSは2026年1月時点で導入企業が52万社を突破しており、2024年度まで8年連続で有料ビジネスチャットの国内シェア首位としている。BizTrip-WBFはLINE WORKSの公式アプリディレクトリにも掲載されており、日常的に利用する業務チャットを法人出張手配の入口とすることで、専用BTMシステムの導入負担を抑えたい企業の需要を取り込む考えだ。

 WBFは従来から社員旅行や研修、報奨旅行に加え、国内・海外の個人出張を取り扱ってきた。会社沿革では2025年5月に「ラインワークスにて法人の出張手配(BTM)事業開始」としており、今回、サービス内容や料金体系を明確にして導入企業の募集を打ち出した形だ。

 同社は2032年3月期にグループ売上高100億円を目指す「100億宣言」で、旅行業のシステム開発やシステム連携の強化を成長施策に掲げており、「ホテル・旅館とのシステム連携及び出張旅行システム開発関連」を事業拡大の柱の一つに位置付けている。BizTrip-WBFもこうした旅行事業のDX戦略の一環となる。