2026年版パスポートランキング、シンガポールが首位維持、UAE急伸 日本は?
ヘンリー&パートナーズは7月21日、20周年版となる「ヘンリー・パスポート・インデックス」を発表した。世界のパスポートで事前のビザ取得なしに渡航できる目的地は平均108カ所となり、2006年の58カ所からほぼ倍増した。
2026年7月のランキングでは、シンガポールが192の国・地域へのビザ免除または到着時ビザでの渡航が可能となり、世界首位を維持した。日本と韓国は188カ所で2位となり、アラブ首長国連邦(UAE)も年初から3ランク上昇して両国と並んだ。英国は中国とマラウイへのビザなし渡航が可能になったことなどから6位に上昇し、カナダは7位、米国は10位となった。
20年間で渡航の自由度は世界的に拡大した。2006年には米国、デンマーク、フィンランドのパスポートが130カ所へのアクセスで首位だったが、現在はシンガポールの192カ所まで増加している。ボリビアを除くすべてのパスポートが、この20年間でビザなし渡航先を増やしたという。
一方、国籍による移動機会の格差は広がった。最下位のアフガニスタンは22カ所にとどまり、首位との格差は170カ所と過去最大になった。2006年時点の首位と最下位の差は118カ所であり、渡航自由化の恩恵が均等に広がっているわけではない。
また、同社が世界平和度指数と比較したところ、平和度とパスポートの強さには明確な相関関係が確認された。ただし、米国やイスラエル、フランス、UAEなどは平和度の順位に比べてパスポート順位が高く、外交関係、経済力、地域統合なども渡航自由度を左右しているという。
Henley Passport Index
世界のパスポートランキング 上位10位
2026年7月21日版
| 順位 | 国・地域 | 渡航可能数 |
|---|---|---|
| 1 | シンガポール | 192カ所 |
| 2 | 日本、韓国、アラブ首長国連邦(UAE) | 188カ所 |
| 3 | スウェーデン | 187カ所 |
| 4 | ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、 アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、 ノルウェー、スペイン | 186カ所 |
| 5 | オーストリア、ギリシャ、マルタ、ポルトガル、スイス | 185カ所 |
| 6 | ハンガリー、ポーランド、英国 | 184カ所 |
| 7 | オーストラリア、カナダ、チェコ、ラトビア、マレーシア、 ニュージーランド、スロバキア、スロベニア | 183カ所 |
| 8 | クロアチア、エストニア | 182カ所 |
| 9 | リヒテンシュタイン、リトアニア | 181カ所 |
| 10 | アイスランド、米国 | 180カ所 |
出典:Henley Passport Index(2026年7月21日)