TIA、米国内の夏の旅行需要を調査、旅行人数は約2%増加

  • 2005年5月16日
 全米旅行産業協会(TIA)は、アメリカ国内に居住する1300人を対象に今夏の旅行計画を電話調査した。それによると、前年比2%増の約2億3300万人が6月から8月にかけて旅行を計画中という。今夏の傾向は「安・近・短」で、家族や自然環境、あるいはアメリカという国との「つながり」を旅行中に体験したいとのコメントが多く寄せられた。
 昨夏旅行した人々の87%が今夏も旅行を計画中で、そのうち19%が昨夏より多い回数を、56%が昨夏と同程度の旅行回数を予定している。昨夏旅行をした人々のうち、今夏全く旅行の予定がないとの回答は10%であった。旅行の動機として最も多い回答は「娯楽」で88%、「仕事」は18%であった。旅行は平均約3回計画されており、そのうち最も長期の平均旅行日数は8.1日、その予算は昨夏予算の平均1172ドル(約14万9090円)より9%減の1066ドル(約13万5562円)であった。