リッツ・カールトン、今年から2年間で14ホテル開業、東京・北京も視野

  • 2005年4月23日
 ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーのCEOサイモン・クーパー氏が来日、同社の今後の展開を語った。同社は2002年から2004年にかけて14ホテルをオープンする。そのうち、ニューヨークには2軒を開業、今年1月29日にオープンした「ザ・リッツ・カールトン・バッテリー・パーク」はワールド・トレード・センター跡地から4ブロック離れた距離にあり、7割の客室からニューヨーク港を見ることができる。モダンな内装が特徴で、ヤング・エグゼクティブとエネルギッシュなビジネスマンを主要客に想定している。一方、4月末にオープンする「ザ・リッツ・カールトン・ニューヨーク・セントラルパーク」は同社らしい伝統的なヨーロッパ・エレガンスの雰囲気になっている。
 クーパー氏は今後のアジア展開にも言及、「東京と北京にはホテルが必要。東京は具体的な発表はできないが計画を進めており、北京は既に新規プロジェクトを建築中だ。ただ、ホテルのデザインはわれわれが担当しているが、運営権を得られるかはまだ未定」としており、両都市への進出に意欲を示した。