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郵船クルーズ、「飛鳥」下期クルーズ発表、「健康アンケート」協力を訴求

  • 2005年4月15日
郵船クルーズは4月16日、2002年下期の「飛鳥」クルーズスケジュールを発表した。飛鳥は15本の国内クルーズのほか、11月26日からは横浜発の台湾・南西諸島クルーズを運航、飛鳥では初めてとなる与論島や南大東島に寄港し、現地の人々との焼き芋体験教室や黒砂糖作りなどの交流行事を計画している。また、12月27日からの年末年始グアム・サイパンクルーズでは、特にファミリー誘致を強化、割安な子ども運賃のほかベビーシッターも乗船、無料で利用することができる。
 なお、飛鳥ではクルーズには高齢のみならず健康に不安を抱える人の利用も多いため、あらかじめ顧客の健康状態を把握し、最善のサービスを提供するための「健康アンケート」を申込み者に依頼している。万一、クルーズ途上で具合が悪くなり途中下船が必要な場合は、下船後のクルーズ料金を返金していたが、2003年1月21日のアジアグランドクルーズからはアンケート提出をしなかった乗客には返金しないことになった。これに伴い、従来は同社が直接、乗客に依頼をしていたが、今後は旅行会社が申込み時にアンケート記入の依頼を行なうことになる。
 また、併せて、2004年度の「飛鳥」のワールドクルーズの概要も発表。9回目となる2004年のルートでは飛鳥として初めて南極を訪れる予定だ。