クラブツーリズムに個人旅行機能集約、KNT-CTHDが吸収分割で事業再編
KNT-CTホールディングスは、連結子会社間での吸収分割を実施し、個人旅行事業および仕入機能をクラブツーリズムに集約する。2026年4月1日を効力発生日とし、販売チャネルの一体運営と事業効率の向上を図る方針だ。
今回の吸収分割は、中期経営計画に基づくグループ一体運営強化の一環で、個人旅行事業の価値向上を目的とする。近畿日本ツーリストが担ってきた直営店舗販売事業と仕入部門、近畿日本ツーリストブループラネットの国内市場向けWEB販売事業をクラブツーリズムが承継し、仕入から商品企画、販売までを一気通貫で運営する体制を構築する。
これにより、店舗、WEB、メディアの三つの販売チャネルをクラブツーリズムに集約し、顧客層や商品特性に応じた最適な販売展開を可能とする。また、仕入部門を一本化することで素材調達力を高め、グループ全体での戦略的な仕入を推進する。重複業務の削減によるオペレーション効率化や省人化も狙いとする。
さらに、クラブツーリズム会員約700万人と近畿日本ツーリスト会員約300万人のデータベース統合を進め、マーケティング力の強化につなげる。吸収分割はいずれも100%子会社間で行われ、株式の割当などの対価は発生しない。
効力発生日は2026年4月1日を予定しており、当該再編が2026年3月期の連結業績に与える影響は軽微としている。



