三菱HCキャピタルリアルティとヒルトンは10日、横浜みなとみらいに「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」を2026年前半に開業することを発表した。2021年12月に開業した「ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい」をリブランドするもので、国内2軒目、関東初の「ヒルトン・ガーデン・イン」ブランドのホテルとなる。「ヒルトン・ガーデン・イン」は、世界64の国と地域で1000軒以上を展開するフォーカス・サービスブランドで、上質かつ手頃な価格で宿泊できるのが特徴だ。

　新ホテルは、みなとみらい駅から徒歩約7分、パシフィコ横浜やKアリーナ横浜から徒歩約5分の利便性の高い立地に位置する。地上21階、地下1階建てで、232室の客室に加え、料飲施設、24時間営業のセルフサービス店舗「The Shop」、フィットネスセンターを備える予定だ。

　横浜市では、2023年に「ヒルトン横浜」が開業し、2027年には「コンラッド横浜」が開業予定となっており、今回の「ヒルトン・ガーデン・イン横浜みなとみらい」の開業でヒルトンは横浜エリアに3ブランドを展開することとなる。三菱HCキャピタルリアルティの田中秀和代表は、「横浜みなとみらい地区の発展に寄与し、国内・インバウンド需要の双方に対応できるホテルになることを期待している」とコメント。同社はホテル不動産の投資・運営を一貫して行い、地域活性化やホテルの質向上を目指している。