エバー航空日本支社支社長 陳啓偉氏
明けましておめでとうございます。
謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
エバー航空は昨年、日本路線就航30周年という大きな節目を迎えました。1994年12月、福岡-台北路線の運航開始以来多くのお客様にご搭乗頂き、また、日頃より大変お世話になっております関係各所の皆様のおかげで、今では日本国内10空港より週約140便のフライトを運航するに至っております。この場にて改めて感謝を申し上げます。
2024年は前年に引き続き、日本から台湾への業務渡航需要、台湾から日本へのインバウンド需要が好調で、日本からのレジャーのアウトバウンド需要も増加傾向ではあるものの、インバウンドに比べますと円安や物価高などの影響を感じる部分がございました。
日本路線としましては、コロナ禍の運休期間を経て、3月に愛媛/松山―台北、10月に青森-台北路線の運航を再開し、ようやく日本の弊社全路線が揃いました。
2025年は大阪万博の開催に伴い、台湾からご来場されるお客様を見据え、国際線化が決定した神戸空港と台湾を結ぶチャーター便の運航を万博開催時期に合わせて計画中で、現在運航に向けた準備を進めております。また、昨年12月より仙台-台北便は新デザインのハローキティジェットにて運航しております。ハローキティジェットの久しぶりの日本登
場に、既に多くの反響を頂いております。機内アメニティや機内食までハローキティやサンリオキャラクター尽くしのフライトを是非お楽しみください。
その他、地方路線の運航曜日の増大も含め、日本路線のさらなる充実を目指すとともに、日本から台北経由で、世界各地へスムーズに移動が可能な弊社の利便性を、さらに多くの方にアピールできたらと思っております。
これからも日本の皆様に末永くご愛顧いただき、選ばれる航空会社として、引き続き安全運航に努め、高品質なサービスの提供を行うとともに、業界の皆様と一丸となり、日本のお客様の旅行需要の喚起に取り組んでまいります。