主要旅行業43社、10月総取扱額は19年比82.6% 東武トップら11社が19年同月越え
観光庁が13日に発表した「主要旅行業者(43社)の旅行取扱状況速報」2024年10月分によると、同月の総取扱額は3699億5061万円で、2019年同月比82.6%、2023年同月比106.7%となった。
その内、海外旅行は1198億1395万円で、19年比69.0%、23年比122.3%。外国人(訪日)旅行は248億4504万円で、19年比85.4%、23年比99.0%。国内旅行は2252億9161万円で、19年比91.8%、23年比100.7%だった。
主要43社の内、10月の総取扱額が19年同月を上回ったのは、郵船トラベル(19年比150.6%)、三越伊勢丹ニッコウトラベル(143.5%)、ケイライントラベル(141.5%)、WILLER(140.3%)、HTB-BCDトラベル(134.8%)、日本橋夢屋(131.7%)、テック航空サービス(119.1%)、東武トップツアーズ(113.8%)、京成トラベルサービス(105.1%)、南海国際旅行(103.5%)、トヨタツーリストインターナショナル(103.4%)の計11社。
また、10月の募集型企画旅行(パッケージツアー)の取扱額は698億3151万円で、19年同月比62.1%、23年比99.5%と19年比では依然低調。特に、海外旅行が19年比29.6%とふるわず、そのほか外国人(訪日)旅行は56.4%、国内旅行77.9%との結果になった。
なお、今年の主要旅行業者43社の月別・分類別の旅行取扱額、19年比と23年比の推移は下記の通り。