モルディブ政観、たばこ持ち込みの新規則施行で注意喚起 電子たばこは全面規制

  • 2024年11月28日

 モルディブ政府観光局が、同国へのたばこ製品持ち込みに関する新規則施行に伴い注意喚起を行っている。

 観光局によると、公衆衛生の促進を目的として、同国では2024年11月15日をもって電子たばこデバイス、付属品、部品の輸入が禁止された。加えて、12月15日からは電子たばこデバイスの所持、使用、製造、販売、宣伝、無償配布が禁止される。この規制は、国内居住者及び訪問者の全てに適用されるという。

 この規制を受け、旅行者のたばこ製品持ち込みの制限も変更。観光ビザで入国する旅行者は、個人使用目的に限り、たばこ製品を以下いずれかの条件で持ち込むことが可能となる。

免税対象の持ち込み可能な数量
紙巻たばこ:200本
葉巻:20本
その他たばこ製品:250gまで

 なお、上記制限を超える数量のたばこ製品及び電子たばこは、税関にて最長30日間保管され、モルディブ出国時にヴェラナ国際空港の出発ターミナルの税関カウンターで該当品を受け取ることができる。

 また、観光ビザ以外のビザで入国する場合は、持ち込むたばこ製品がモルディブ保健省が定める表示要件を満たさない限り、税関で没収される。