三井不動産は7日、箱根町に「HOTEL THE MITSUI HAKONE」を2026年に開業すると発表した。位置するのは「富士箱根伊豆国立公園」内で、その一部や周辺はかつて三井家の別荘が群をなして存在した三井家ゆかりの地。4万坪の広大な森に囲まれた立地を最大限に活かしつつ、箱根の土地・文化にちなんだ体験を提供する。

　新ホテルは、同社グループの最高級ラグジュアリーブランド「HOTEL THE MITSUI」としては2軒目で、2020年11月に開業した「HOTEL THE MITSUI KYOTO」は今年、ミシュランによるホテルセレクションで最上級の3ミシュランキーに選ばれている。

　客室は全126室、平均約60㎡となっており、100㎡超のヴィラや240㎡超のプレジデンシャルスイートを含む多様な部屋タイプを用意する。その他、レストラン、バー、温泉、ジムなどが設置される予定で、運営はハレクラニ沖縄やHOTEL THE MITSUI KYOTOなども担う三井不動産リゾートマネジメントが行う。

　また、マリオット・インターナショナルの「ラグジュアリーコレクション」と提携し、国内外からの販売促進に繋げるという。