英国「ETA」導入スケジュール発表、非欧州圏は1月8日から 申請は11月27日開始

  • 2024年11月6日

 英国政府が電子渡航認証「ETA」の導入スケジュールを新たに発表した。英国及びアイルランド国籍者を除き、英国へのすべての入国者は入国前に「ETA」または電子ビザ(e-Visa)による渡航許可の取得が必要となる。

 ETAの導入は段階的に行われ、非欧州圏の対象者は11月27日より申請が可能になり、2025年1月8日から入国時にETAが求められる。欧州圏の対象者は2025年3月5日より申請が可能に、2025年4月2日からETAが必要となった。

 申請費用は10ポンド、発行から2年間有効でパスポートの有効期間内であれば複数回の入国が可能となる。1回の入国につき最長6ヶ月までの滞在が許されている。

 対象者は「英国ETAアプリ」を通じて申請が可能で、ETAは入国者のパスポートとデジタル上で紐づけられる。