アイスランド、グリーンランド、フェロー諸島、デンマーク / 現地最新情報 (10/16現在)
アイスランド、フェロー諸島、グリーンランド及びデンマークにおける現地最新情報をお知らせいたします。
■ アイスランド
◎ 感染症関連情報
特記なし。
◎ 航空・旅行・お役立ち情報
* アイスランド東部のStudlagil渓谷で、30代の女性観光客が河川に落下する死亡事故が発生しました。
* グリンダヴィーク町近くとスヴァルツエンギの溶岩防壁工事が完了し、まもなく、グリンダヴィークの
町の活動が再開される予定です。
* 2024年10月10日に首都圏で初雪が降りました。
* 10月09日のジョンレノンの誕生日に18回目のImagine Peace Towerの点灯式が行われました。
* 教員組合と政府仲介人が賃金交渉中ですが、10月29日より8校の幼稚園や小中学校でストライキが
決行される予定です。
* アイスランド当局の判断で、ヴァトナヨークトルでの氷河洞窟ツアーが再開されました。
今年の冬はより安全が担保された氷河洞窟へのツアーが予定され、悪天候や気温上昇時などで
リスクがある場合は、安全最優先のオペレーションが徹底されます。
* 2024年11月よりシェンゲン入国時にKIOSKで写真と指紋を取る手順が入ります。
また、事前渡航認証・ETIASは、2025年1月から即必須とはなりませんが、導入が開始となり、
導入期間が設定される予定です。
* ベトナム人の不法労働摘発を端緒に、今後日本からの添乗員は所定のフォームで事前登録が必要と
なりました。
■ グリーンランド
◎ 感染症関連情報
Covid-19やインフルエンザ感染を避けるため、2024年10月16日~23日まで、65歳以上のすべての人、および重症化するリスクのある人に、2種類のワクチン接種が提供される予定です。
◎ 航空・旅行・お役立ち情報
* 2024年10月11日、米国のユナイテッド航空とGreenland Airportsは「2025年夏よりヌークと
ニューヨークを結ぶ直行便が就航する」と発表しました。
具体的には、ニューヨーク・ニューアーク空港からヌークへの新路線は2025年6月14日から
就航開始となり2025年9月24日まで週2便運航される予定です。
同路線は、グリーンランドとアメリカを結ぶ初の直行便となります。
* グリーンランド自治政府は、今秋の国会の議案として、観光客に対する「宿泊税」
(1人1泊あたり30DKK)の導入を検討しております。
* 国立医療センターは、「昨年は過去10年間で最低の出生率(722人)だった」、
「女性の平均出産年齢は29歳である」と最新の報告書で発表しております。
■ フェロー諸島
◎ 感染症関連情報
特記無し。
◎ 航空・旅行・お役立ち情報
* 今年2024年は、24,458人の乗客を乗せた46隻の旅客船がフェロー諸島の港に入港しましたが
来年は52隻の旅客船・3万人が入港する予定です。
* フェロー諸島の国内総生産は、北欧諸国の中で3番目に高く、2023年のフェロー諸島のGDPは
一人当たり49万6,000DKKでした。
* 2024年8月1日現在の人口が54,900人となり、前年比0.5%増加しました。
■ デンマーク
◎ 感染症関連情報
世界保健機関(WHO)は「デンマークのBavarian Nordic社の12歳から17歳の青少年を対象としたエムポックスワクチンを承認した」と発表しました。
◎ 航空・旅行・お役立ち情報
* デンマーク人の中国へのビザなし渡航が可能になります。
* 高等教育科学省はプレスリリースにおいて「気候変動目標を達成するためには、グリーンな解決策を
加速させる必要があり、そのため政府は、2030年までのグリーンな研究とイノベーションに
少なくとも150億DKKを充てることを計画している」と発表しております。
なお、デンマークは、2030年までに気候変動に有害なガスの排出量を70%削減するという目標を
掲げています。
* 平均所得は昨年6.3%上昇しました。
* 9月11日の午後、実業家のSchulz氏が航空会社SASの取締役会会長に正式に選出されました。
同氏は、SASが2年以上にわたって陥っている経営破綻の危機から脱出するための指揮を執ることに
なります。