白馬岩岳リゾート、国際的ホテル誘致と新ゴンドラリフトで再開発を加速

  • 2024年10月8日
再開発予定地とその周辺エリア(2024年9月26日撮影)

 岩岳リゾートは、⽩⾺岩岳マウンテンリゾートの山麓ベースエリアにおいて、新ゴンドラリフトの建設やスキーセンターのリニューアル、国際的なハイグレードホテルの誘致など、大規模な再開発を本格的に進めている。再開発に向けて、三菱地所および清水建設との間で土地売買契約を締結した。これにより、同エリアは観光・宿泊施設の拡充や顧客満足度向上を目指し、持続可能な世界水準のリゾートへと変貌する見込みだ。

 岩岳リゾートは、近年のスキー・スノーボード人口の減少を受け、冬季以外にも楽しめる通年型アクティビティの提供を進めてきた結果、2023年度には36.9万人を超える来場者数を達成している。再開発の一環として建設中の新ゴンドラリフトは、2024年12月20日より運行開始予定であり、山頂と山麓エリアをつなぐ重要な役割を果たす。また、宿泊施設や観光施設の増設により、エリア滞在時間の延長と地域経済の活性化も図られる予定だ。