エクアドル / 「非常事態宣言」発令に伴う影響
現在、エクアドルでは、治安対策強化を目的とした「非常事態宣言」が発令されております。
エクアドルの首都・キトのあるグアヤス県など複数都市が対象となっており、その内容には「夜間外出禁止令」も含まれております。
■「夜間外出禁止令」概要
〔内容〕
22:00~翌朝05:00の7時間が外出禁止時間となる (治安、救急関係者等、一部例外あり)
〔背景〕
殺人や強盗などの暴力行為が続いている地域に対する治安対策強化
〔期間〕
2024年10月01日~12月01日 (60日間)
〔対象地域〕
グアヤス県、ロス・リオス県、オレジャナ県、アスアイ県
なお、首都・キト市内は夜間禁止令の対象外とされており、空港も通常どおりオペレーションしておりますが、キト市内での単独行動の外出は控えることをお勧めいたします。
また、ガラパゴス諸島は非常事態宣言の対象外となっております。
「夜間外出禁止令」対象地域へのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
本件に関し、在エクアドル日本国大使館が情報を発出しておりますので、あわせてお知らせいたします。
新たな非常事態宣言の発令
ノボア大統領は、大統領令第410号にて、殺人や強盗などの暴力行為が続いている地域(ピチンチャ県キト市、グアヤス県、エルオロ県、サンタエレナ県、マナビ県、スクンビオス県、オレジャナ県、ロス・リオス県及びアスアイ県のカミロ・ポンセ・エンリケス市)に対し、治安対策強化を目的として、新たな非常事態宣言を60日間(12月1日までの予定)発令しました。
なお、本宣言には以下の夜間外出禁止令も含まれます。
◎ 外出の禁止時間
22時から翌朝5時の7時間 (治安、救急関係者等一部例外有り)
◎ 対象地域
(1) グアヤス県
ドゥラン、バラオ、テンゲル
(2) ロス・リオス県
ババオヨ、ブエナフェ、ケベド、プエブロ・ビエホ、ビンセス、バレンシア、
ベンタナ、モカチェ、ウルダネータ、ババ、パレンケ、キンサロマ、モンタルボ
(3) オレジャナ県
ホヤ・デ・ロス・サチャス、プエルト・フランシスコ・デ・オレリャナ、ロレート
(4) アスアイ県
カミロ・ポンセ・エンリケス
なお、ピチンチャ県キト市では外出禁止令は出ていませんが、治安回復のため警察、軍が日中及び夜間を問わずオペレーションを実施していますので夜間の外出は十分ご注意下さい。
在留邦人の皆様及び旅行されている皆様におかれましては、同地域への不要不急な外出を控え、治安情勢に関する最新情報を入手し、不測の事態に巻き込まれないよう身の安全確保にご留意いただけるようお願いします。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会