7月の延べ宿泊者数5915万人、同月過去最高更新 都道府県別では石川が好調

 観光庁が8月30日に発表した宿泊旅行統計調査7月第1次速報によると、7月の延べ宿泊者数は5915万人(前年同月比108.6%)で、7月として過去最高を更新。その内、日本人宿泊者数は4421万人(同101.9%)、外国人宿泊者数は1494万人(同135.2%)で、こちらもそれぞれ同月として過去最高を更新した。

 同日には6月第2次速報も発表された。都道府県別延べ宿泊者数の前年からの伸び率では、石川が前年同月比+41.5%でトップに、次いで三重+26.3%、大分+22.9%、埼玉+22.3%、福井+21.1%となった。

 また、観光庁ではインバウンドを中心とした地方部への誘客を進めているが、6月の三大都市圏及び地方部における外国人延べ宿泊者数は、三大都市圏が984万人(構成比73.1%)、地方部が363万人(26.9%)。なお、19年同月の構成比は三大都市圏64.3%、地方部35.7%だった。

 6月の国籍別外国人延べ宿泊者数は、1位中国、2位台湾、3位米国、4位韓国、5位香港で、上位5ヵ国の地域で全体の68.1%を占めた。