世界遺産登録の佐渡市、Airbnbと連携し観光客の長期滞在を促進
Airbnb日本法人と新潟県佐渡市は、地域コミュニティの育成を通じた産業振興と、二地域居住や交流型観光による長期滞在の推進に向けた連携協定を締結した。
Airbnbは、地元住民との交流や、空き家の活用を通じた地域経済の活性化に貢献できるプラットフォームとして注目されている。2023年には、Airbnbのゲストが訪れた国内の都市や町は1200以上となり、観光の多様化が進む中で、地域における交流型観光の重要性がますます高まっている。
今回の連携協定では、「佐渡島の金山」が世界文化遺産に登録されたことを受け、さらなる観光客の増加が見込まれる中、長期滞在者向けの受け入れ体制を強化する。具体的には、佐渡市内の数箇所で、空き家活用セミナーを開始し、テーマ別自治体向け勉強会も開催する。また、空き家の利活用やワーケーションを活用した地域コミュニティ作りも開始する予定で、これらの取り組みを通じて二地域居住を促進する。