オリエンタルランドがクルーズ事業参入、28年就航へ
オリエンタルランドは9日、ディズニー・エンタプライゼズ・インクとクルーズ事業に関するライセンス契約を締結し、28年度に日本拠点のディズニークルーズを就航することを発表した。
クルーズ事業始動の理由として同社は、「日本におけるクルーズ市場に成長が見込めること」や、「テーマパーク・ホテル事業で培ってきた運営ノウハウの強みが活かせること」を挙げている。
運航を予定するクルーズ船の客室数は約1250室、乗客定員は約4000人で、料金は一部の体験や飲食代を除きオールインクルーシブ。首都圏の港を発着する短期航路が中心となるという。
また、発表によると造船は来年度から、建造費や開発準備費など同事業へ約3300億円を投資する見込み。