南アフリカ Freedom Day30周年、都内でレセプション開催
南アフリカ大使館はこのほど、今年で30年目を迎えるアパルトヘイト撤廃後南アフリカで初めて民主的選挙が行われた「Freedom Day」を祝うべく都内でレセプションを開催した。
冒頭、ルラマ・スマッツ・ンゴニャマ駐日特命全権大使は過去30年間、日本とは「観光」や「学生交流」、「スポーツ」などのあらゆる分野で「卓越した関係を築いてきた」と振り返り、⽇本の観光・旅⾏業界へは「南アフリカへの確固としたご⽀援とプロモーションに対し、⼼より感謝と御礼を申し上げる」と挨拶を行った。
加えて、同国の観光におけるポテンシャルは「まだ完全に解き放たれていない」と強調しており、今後も両国間の友好と協⼒の促進強化に向けて、「⽇本のパートナーと緊密に協⼒していく」と述べた。
同イベントに出席した外務大臣政務官の深澤陽一氏は「昨年10月のラグビーワールドカップでの南アフリカの劇的な優勝とその粘り強い戦いは、日本でも大変な感動を呼んだ」と振り返り、「様々な分野における両国間の絆をより重層的な協力関係の実現に昇華させていく」と意気込みを語った。