IHG APACでのホテル数1000軒越え、リブランドによる拡大進める

 IHGホテルズ&リゾーツはこのほど、昨年末時点のアジア太平洋地域(APAC)における開業ホテル数が1000軒を超え、1012軒に到達したと発表した。

 同社東アジア&パシフィック(EAPAC)担当SVP兼マネージングディレクターのラジット・スクマラン氏は、「APAC旅行市場は世界的にみても成長が目覚ましく、各国間のビザ免除協定、既存エアラインによる新ルートの開拓、新たな航空会社の設立など、様々な要素が同地域の宿泊需要を底上げしている」と述べるなど、需要は今後も増加すると予想しており、更なる拡大を進める方針だ。

 また、同氏はグローバルの契約締結の36%を占める「リブランド」を高く評価しており、APACでもリブランドによる拡大を進める考え。今年下半期には、大阪市内3ホテルを最新ミッドスケールブランドである「ガーナー」としてリブランド開業を予定している。