「デュシタニ バンコク」9月にリニューアルオープン、大幅に客室減らしラグジュアリーホテルとして再出発

  • 2024年3月19日

 タイ大手デュシット・ホテルズ&リゾーツは、19年1月の閉館から建て替え工事を行っていた「デュシタニ バンコク」を今年9月にリニューアルオープンすると発表した。前身ホテルの伝統に新たな風を吹き込み、ラグジュアリーフラッグシップホテルとして生まれ変わる。

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 新しい「デュシタニ バンコク」はデュシット セントラル パークの中心に位置し、レジデンス、オフィスタワー、リテールセンター、11,200平方メートルのルーフパークからなる460億バーツ規模のランドマーク的複合施設で、これらの追加施設は、25年に順次オープンする予定だ。

 1970年の開業以来、同ホテルは市内最大級のボールルームを誇っており、リニューアル後も高い天井からルンピニ公園を一望できるバンコク最大級のグランドボールルームや、内輪の集まりから大規模なイベントまで対応できる多彩なミーティングスペースを設ける。

 一方で、客室数は以前の517室から257室へと大幅に減らし、50㎡のデラックスルームや100㎡以上のエレガントなスイートルームなど、ゆったりとしたスペースを提供する。

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 デュシット・インターナショナル・グループ最高経営責任者のスパジー スタンパン氏は、今回の発表に伴い「(同ホテルは)単なるホテルではなく、時代とともに進化し、伝統を活かして未来に向けて忘れられない体験を創造するという私たちのコミットメントの証。旧来からのファンだけでなく、新しい世代の旅行者にも驚きと喜びを感じていただけるよう、入念にデザインされている」とコメントを残した。

 なお、予約は5月1日から同社公式サイトで開始される。