アイスランド / レイキャネス半島、火山情報 (3/19 12:30現在)
現地時間2024年3月16日の夜、アイスランド南西部で再び始まった火山の噴火に関し、日本時間2024年3月19日 12:30現在の情報を以下にお知らせいたします。
現地気象庁の最新情報の要点は以下の通りです。(日本時間 3月19日 03:30時点)
現地時間2024年3月16日に発生した噴火に伴い、影響が予想されるエリアに対する警戒レベルは「緊急フェーズ」に引き上げられましたが、その後、現地時間3月18日の夕方には噴火は沈静化し北側のクレーターの噴火は止まり、現在南側の2ヵ所で溶岩流出が続いております。
溶岩流の先端は冷え固まったことから、スヴァルツエンギ地熱発電所やブルーラグーンのある北側ゾーン5が「レッド」(High)から「オレンジ」(Considerable)に引き下げられ、リスク評価地図もアップデートされました。
南側の溶岩流は427号線まであと約200mの所まで来ましたが、これ以上影響は出ないと想定されております。西方・南方共に溶岩防護壁が奏功しておりますが、今後とも風向と火山ガスの影響を確認する必要があります。
〔詳細〕
Icelandic Meteorological office (vedur.is)
https://en.vedur.is/about-imo/news/volcanic-unrest-grindavik
その他、航空機の運航、バスの運行、各ツアーの催行に影響は出ておりません。(平常通り)
現在、アイスランドにご滞在中の方、また近日中にアイスランドへのご旅行をご予定の方は、引き続き最新情報に十分ご注意ください。
※参考
3月18日発出情報 https://www.otoa.com/news_detail.php?code=40191
3月06日発出情報 https://www.otoa.com/news_detail.php?code=40175