ペルー / 一部地域に「公衆衛生非常事態宣言」を発出 (2/29~)
ペルー政府はデング熱患者の増加を受け、20地域に対して、2024年2月29日から90日間の「公衆衛生非常事態宣言」を発出し、緊急対処・撲滅のための取り組みを進めております。
現在、真夏のペルーでは、雨期・エルニーニョ現象の影響もあり、特にジャングル地帯や赤道に近い北部ではデング熱が流行しており、下記の州では特に注意が必要です。
→ アマソナス、アンカシュ、アヤクチョ、カハマルカ、クスコ、ワヌコ、イカ、フニン、
ラ・リベルタ、ランバイケ、リマ、ロレト、マドレ・デ・ディオス、パスコ、ピウラ、プーノ、
サン・マルティン、トゥンベス、ウカヤリ各州とカヤオ憲法特別市
よって、シャングル地帯などに行かれる際は、長袖の服を着用するなどの予防対策が必要です。
通常、ペルーは4月頃から秋・乾期に入るため、この時期になればデング熱も収束に向かうと思われるところ、今年の夏は非常に暑くまた夏も例年より長引いている状況です。
なお、クスコ、プーノなど3,000m以上の高地ではデング熱の発生件数も少ないですが、クスコの低地(1,000m前後)のジャングルに位置するランコンベンション群などでは数件発生しているため、注意が必要です。
該当する地域へのご旅行をご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会