アルゼンチン / 1月24日、ストライキ、デモに伴う影響
アルゼンチンのミレイ大統領は昨年2023年12月の就任以降、インフレ率200%超え、通貨50%下落、高失業率、貧富の格差などの問題を抱える同国経済の立て直しのため、あらゆる経済政策を打ち出しておりますが、これに対し国民の中で賛否両論が広がっております。
これを受け、現地時間明日2024年1月24日(水)に国内最大の労働組合連合「労働総同盟」(CGT)による全国ストライキが実施されます。現時点では参加する国民の反応や規模は不明ですが、ストライキが拡大した場合、ブエノスアイレス市内ではデモ行進や集会が発生する可能性があります。
デモが発生した場合、電車やバスなどの公共交通機関は運行時間の短縮・運行本数の制限が行われることが予想されます。また教育機関や医療機関など多くの行政機関の職員組合もデモに参加するため、行政サービスも縮小となることが予想されます。
一方、空港は通常どおりオープンしフライトも発着できるとのことですが、空港にはあらゆる職員組合が存在するため、場合によっては職員不足によりチェックイン、荷物受け取り、セキュリティーチェック、イミグレーション通過に時間がかる可能性があります。
なお、航空会社については、それぞれ対応が異なるため、当日発着のフライトをご利用の際は、各自利用航空会社に確認する必要があります。
現在、アルゼンチンにご滞在中の方、同日にアルゼンチン入りをご予定の方は、最新情報に十分ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会