スカイマーク代表取締役社長執行役員 洞駿氏
新年あけましておめでとうございます。
年頭にあたり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
当社は昨年、就航 25 周年を迎えました。また、コロナ禍からの旅客需要が本格的な回復を見せるなか、年間搭乗者数はコロナ前を上回り過去最高を達成することができました。これも永年にわたりご利用いただいたお客様、お取引先やご関係の皆様のおかげであり、深く感謝申し上げます。
本年も、昨年からの高い国内旅行需要に加え、インバウンドのさらなる増加など、旺盛な国内航空需要が見込まれます。さらに、2025 年は福岡空港の滑走路が増設されるほか、発着枠の見直しなども予想されるなど、航空を取り巻く事業環境が大きく変化するものと思われます。
当社は本年、こうした需要の拡大や取り巻く環境の変化にしっかり備えるとともに、2025 年の次世代機ボーイング 737-8 型機の導入に向けて着実に準備を進めていく「離陸準備の年」にしていきたいと考えております。
また、本年も引き続き、為替や原油価格の動向など厳しい局面が続く恐れがありますが、徹底的なコスト削減を進めます。
そして、従来から取り組んでおります安全を大前提にした定時運航の追求、顧客満足の向上については、基本を守り忠実に研鑽を重ね、当社が目指す「高い運航品質とシンプルで心のこもったサービスを身近な運賃で提供する」ため、社員一丸となって取り組んでまいります。
本年も引き続き変わらぬご愛顧をいただきますようお願い申し上げるとともに、皆様におかれましては実りある一年となりますことを祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。