ニューヨーク市観光会議局、24年の旅行者数は6450万人予測
ニューヨーク市観光会議局は12月26日、23年のニューヨーク市における観光統計レポートを発表した。それによると、同市への今年の予定旅行者数は6180万人で、19年比で93%まで回復。雇用や経済への影響も大きく、年間480億ドル超の旅行者による直接消費(名目値)を含む、740億ドルの経済効果を創出し、レジャーおよびホスピタリティ部門全体で同市の労働人口のおよそ9%にあたる38万人以上の雇用を支えた。
旅行者数の内、消費総額の約半数を占める海外観光客数は昨年比14.9%増の約1080万人。地域別では、イギリス(97.4万人)、カナダ(86.4万人)、フランス(72.8万人)、ブラジル(58.9万人)、ドイツ(55.4万人)の順となった。
同局は2024年の旅行者数を6450万人と予測している。