ディズニー 業界向けセミナー開催、ディズニーランド・リゾートで100周年記念イベント
ウォルト・ディズニー・カンパニーはこのほど、業界向けのイベントセミナーを開催し最新情報に関するアップデートを行った。今回のイベントに合わせ米国本社より来日したヴァイス・プレジデント、インターナショナル・マーケティング&セールスのジェフ・ヴァン・ランゲェヴェルト氏は冒頭の挨拶で「日本は私どもにとって常に重要なマーケット。2019年日本から米国ディズニーリゾートへの訪問者数は2002年以降では過去最高を記録した。コロナ禍を経て最近では日本人を含む多くの外国人旅行者が戻ってきた。」と述べ、実際にカナダやイギリスからの入園者数はコロナ前の水準を超えているという。
ウォルト・ディズニー・カンパニーは今年で創立100周年を迎え、カリフォルニア ディズニーランド・リゾートではディズニー100セレブレーションを今年の1月から開始しており、眠れる森の美女の城がプラチナを基調にしてデコレーションされていたり、3月19日には「ミッキーのトゥーンタウン」がリニューアルオープンするなど、1年を通して新しいアトラクションや記念イベントなどで創立100周年を盛り上げていく。
フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのマジック・キングダムには「トロン・ライトサイクル・ラン」という新アトラクションが登場。バイク型ライドのジェットコースタータイプのアトラクションで4月4日にオープンしたばかりだ。また、以前より実施しているエプコットのリノベーションも進んでおり新アトラクション「ジャーニー・オブ・ウォーター」が今年の秋ごろにオープンを予定している。
ディズニー・ディスティネーション・インターナショナルの澤田智子氏はイベント内で「アメリカのディズニーリゾートは1年以上前からコロナ前と同様の盛り上がりを見せている。キャラクターとの撮影なども以前より解禁されており、ディズニー・ワールド・リゾート50周年の期間には日本の多くの方にもお越しいただいた。ディズニーランド・リゾートの100セレブレーションも期間限定のものですので、こちらも多くの方に楽しんでいただきたい。」と述べた。