スペイン最大のホテルチェーン「メリアホテルズ」が業界向けイベント開催 B2B向け直販サイトも展開
スペイン最大のホテルチェーン「メリアホテルズ」は4月13日、業界向け「メリアホテルズインターナショナル ジャパンロードショー2023 レセプション&ワークショップ」を4年ぶりに開催し、旅行会社やメディアなど総勢100名以上が参加した。今回のイベントに合わせてスペインやベトナム、タイなど各国からセールスマネージャーらが来日し情報交換を行った。
メリアホテルズは1956年スペインで創業したスペイン最大、欧州3番目のホテルチェーン。世界40ヵ国に370のホテル(その内スペインに141ホテル)を展開しており、60%がリゾートホテル、40%がシティーホテルとなっている。
メリアホテルズインターナショナル日本地区営業本部長の金慶美氏によると、今年の9月までにキューバ、アルバニア、マルタ、ベトナム、タンザニア、カタール、イタリア、スペインで新たに開業を控えているという。また、メリアホテルズでは「Melia PRO」と呼ばれるB2B向けの予約サイトを展開しており、最大16%のコミッションを差し引いたNet料金で直接予約が可能で、決済手段はクレジットカードか電信送金が選択できるが、カード決済であれば手数料は掛からない。グループやミーティングルームの予約にも対応しており、お得なミーティングパッケージなども提供している。なお、「Melia PRO」は旅行会社や企業等、個人以外であれば利用が可能だ。
イベントの終わりには、メリアホテルズのコンサルティングなどを担うアール・プロジェクト・インコーポレイテッド代表の福永浩貴氏が挨拶を行い、「メリアホテルズはコロナ禍でも積極的に開発を進めてきたが、その中でもベトナムを中心にアジア地区は非常に重要な地区と位置づけている。まだ展開はできていないが、日本にもメリアホテルを開業できるように動いている。」と今後の展望について語った。