ポルトガルを代表する複合文化アトラクション施設、WOWポルトカルチャーディストリクトが、アジア圏でのPRとマーケティング業務展開のため、アジア圏を代表するPRエージェンシーGHC Asiaと契約を結んだ。日本市場はフレアが担当し、同社はポルトガルの美しい歴史の町ポルトの認知構築に注力するとともに、日本の消費者に新たな観光施設としてのWOWポルトの知名度向上に努める。

　WOWポルトは、ポルトガル第二の都市であるポルト内の、美しいドウロ川のほとりに位置する。この町の歴史地区全体が1996年にユネスコ世界遺産に登録されており、ワイン醸造の歴史においても最も重要な都市のひとつ。WOWポルトは、古いポートワイン貯蔵庫を修復して作られた7つの没入型インタラクティブミュージアム体験、12のエキサイティングなレストラン、バー、カフェからなる市を代表する文化アトラクションであり、ワインスクール、様々なショップ、展示スペース、イベントスペースも含まれている。また、ポルトのアイコン的景観となっているドン・ルイス1世橋の絶好のビューポイントとなっている。

　同施設は、ポルトガルの豊かな歴史と文化、チョコレートづくりといった側面も紹介しながら、ポルトガルワインの背後にある感動、飲み方のしきたり、コルク産業に今一度光を当てることを目的としている。CEOのエイドリアン・ブリッジ氏は「GHC Asiaとのパートナーシップを始めることができてうれしく思います。アジアという重要な地域でWOWポルトの知名度向上に貢献していただけると期待しています」と述べている。