シンガポール、新しい観光施設オープン、SQは週48便へ増加-シンガポール感謝の夕べを3年ぶり開催
シンガポール政府観光局(STB)とシンガポール航空(SQ)はさきごろシンガポール感謝の夕べを3年ぶりに開催した。冒頭、9月にSTB北アジア局長に就任したセリーン・タン氏が「シンガポールはワクチン接種を受けた旅行者に完全に門戸を開きました。2022年9月までに7万人以上の日本人がシンガポールを訪れました。これは2019年と比べて日本からの入国者の10%に過ぎませんが、回復への一歩だと思います」と挨拶。
シンガポールの最新情報はSTB日本支局マネージャー吉田明子氏より案内。シンガポールはワクチンの接種、未接種に関わらず入国ができるが、10月29日からは出入国の自動レーンの利用がスタートした。ターミナル2から順次利用を広げていく予定で、6歳以上、かつ許可された国のパスポートを持っており、SGアライバルカードの入力と必要書類を持っていることが条件。
新しい観光施設もオープンしており、昨年の11月にセントーサ島に「スカイヘリックス・セントーサ」がオープン。海抜79メートルまで回転上昇するオープンエアのゴンドラに乗り込みケッペル湾やサザンアイランドなど360度景色を見渡せる。ワンドリンク付きで大人16.20シンガポールドル。
デンプシー地区にオープンした「ミュージアム・オブ・アイスクリーム」は鮮やかなピンク色が印象的でインスタ映え間違えなしのアメリカ発の最新アトラクション。無制限のスイーツが用意されており所要時間60~90分で大人36シンガポールドルから。
そのほか、STBスタッフからも好評の「シンガポールサイドカーズ」も紹介。シンガポールツーリズムアワード・ベスト・エクスペリエンスを受賞したサイドカーに乗って観光名所を巡るツアーは180シンガポールドルから。
SQからは旅客営業部の畑辺聡美氏が最新情報を案内。冬期スケジュールから羽田、関空、福岡便が増え、現在の週33便から週48便に増加する。東京/シンガポール間は羽田発着のSQ631とSQ636が再開したことでダブルデイリーとなる。
またチャンギ空港のシルバークリスラウンジとクリスフライヤーゴールドラウンジは2019年8月から改修工事を開始し、今年5月に改修工事が終了。現在は全てのラウンジが営業しており、収容人数は約1150名となり座席とスペースが約30%ほど増加。個別の作業スペースもありリモートワークにも利用できる。
そのほかウルトラマンとコラボキャンペーンを展開しており機内Wi-Fiが3時間無料となる「ウルトラ・セツゾク」や、機内食のオリジナルデザート「ウルトラマンゴーモチアイス」を紹介した。