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ジェイバ、異業種へ参入、新規事業でレンタルサロンを開設

  • 2022年10月17日
市川氏

 ラタム航空やエイビス、バジェットレンタカー、トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキなどの日本総代理店のジェイバは、このほど「ジェイバサロン」を業界関係者へお披露目した。

 「ジェイバサロン」は経済産業省の事業再構築補助金制度を利用し、異業種に参入するもので、大人のためのカルチャー&マルチスペースとして東京の日本橋に10月17日にオープン。レンタルスペースとして各種スクール、イベント、展示会などのほか、旅行の相談スペースとしても活用が可能だ。

(上)11平米の「ビアンカ」は定員3名
(下)都会にいながらリゾート空間を感じられる「ヴェルデ」は15平米

 レンタルルームはテイストの異なる2部屋を用意し、営業時間は平日の10時~18時で料金は2時間3000円~、1日(8時間)の利用もできる。同社会長の市川裕美氏は「稼働が増えてくれば、土日の営業や増床なども検討したい」と意欲的だ。すでに10月、11月はリボンレイのレッスンや水彩画の展示会などの利用が入っており「東京・日本橋の路面のレンタルスペースは価値があると思うし、また小さな場所だからこそできることもある」(市川氏)と述べる。

 今後の展開を市川氏は「例えば、向かいのペットショップとコラボしてトリミング後の写真撮影スタジオのように利用していただいたり、トランプホテルのグッズの販売などのアイデアを考えている」と話す。またサロンに来た方に旅行の告知などもできるとして本業との相乗効果も期待できるとした。