JTB、クルーズ強化で事業部設立、新ブランドと銀座に専門店も
▽開店記念商品も発売、10万円台の地中海フライ&クルーズも
「JTBクルーズ 銀座本店」の所在地は「JTB ロイヤルロード銀座」と同じ銀座4丁目。旅行説明会は「ロイヤルロード銀座」内の「JTB銀座ラウンジ」で実施する。営業時間は平日の10時から18時まで。土曜日と日曜日は説明会の開催と予約来店の対応のみおこなうという。取り扱いはパッケージ商品を中心とし、FITの集客についてはPTSに集中する。
JTBクルーズ銀座本店の総支配人を務める藤本信氏は、約40名のスタッフはほぼ全てがクルーズコンサルタント資格の保有者であり、うち8名がクルーズマスターの資格を持つことをアピール。利用者には専門性の高いサービスを提供できることを約束した。
なお、12月12日からは、同店のオープン記念商品として、価格帯別に3つのツアー商品を発売する。「JTBクルーズ プレミア」では、5月2日出発の「憧れのクイーンエリザベスで巡る欧州ショートクルーズ9日間」を発売。旅行代金は69万8000円からで、特典として客船評論家による船内講演会などのイベントの実施や、乗船証明書の発行、船内クレジット100米ドルと有料レストランでの食事などを提供する。
「JTBクルーズ バリュー」では、「セレブリティイクノスで巡る東地中海9日間」を発売。旅行代金は1人39万8000円からで、特典として船内クレジット100米ドル分と、有料レストランでの食事を贈呈する。出発は6月20日から。
そのほか「限界に挑船!!」と銘打ち、価格訴求型の「新造船 コスタ・ディアデマで航く 西地中海周遊クルーズ11日間」も発売する。来年4月から6月にかけて実施するし、旅行代金は燃油サーチャージ込みで1人18万8000円から。なお、藤本氏によれば、このような価格訴求型商品の発売は、四半期に1回程度のペースで実施していくという。