関空のLCCターミナル、10月28日供用開始-旅客施設使用料は4割減
▽旅客使用料は4割減、商業施設は積極的に誘致
LCC専用ターミナルでは、コスト削減により旅客施設使用料を低減。国際線の場合、既存のターミナルでは2650円だが、LCCターミナルでは4割安の1500円に設定した。また、国内線は今まで航空会社から徴収していたが、今回から利用者から徴収する形を取るようシステムを変更し、出発時は400円、到着時は350円とした。
また、商業施設の誘致を積極的に実施し、ターミナルでの滞在時間を利用者に楽しんでもらえる「時間消費型店舗」を展開。新関空会社経営戦略室によると「商業施設ゾーンをアグレッシブにやっていくことで収益を稼ぎ、航空会社の負担を減らしたい」という。店舗は17店舗で、ATMを含め20社が出店予定だ。
LCC専用ターミナルの開業時間は現時点では未定。MMのスケジュールを考慮しながら、深夜早朝便にも対応できるよう調整していく予定で、必要があれば24時間開業する可能性もあるとした。