ピックアップ特集(注目の旅先案内)

フィジーは、満足度の高いMICEを実現させる南太平洋の楽園

フィジーは、満足度の高いMICEを実現させる南太平洋の楽園美しい自然と高級リゾートで知られる南太平洋の楽園フィジーがMICEのデスティネーションとして注目を集めている。エア・パシフィック航空(FJ)が成田から週3便運航しており、運行時間は約8時間半。日本との時差はわずか3時間とフライトによる疲労度が少なく、初日をフル活用できることも大きなメリットとなっている。

ミーティングルームMICEに必要な条件を満たす理想的なデスティネーション

MICEに必要な条件を満たす理想的なデスティネーションフィジーというとハネムーンやファミリー旅行というイメージが強いが、オセアニアや北米、イギリスなどではMICEデスティネーションとしてフィジーが確固たる地位を占めている。
その理由は

  1. 南太平洋ならではの美しい自然
  2. 国際級のラグジュアリーホテルをはじめとする宿泊&施設インフラが充実
  3. "世界一親しみやすい国民性"と評されるフィジアンの高いホスピタリティ
  4. アクティビティやスパなどのオプションが豊富
  5. 物価がリーズナブルなためコストパフフォーマンスに優れている
  6. テーマパーティーの素材が豊富で、代表的なリゾートにはイベント企画専門の部署がありノウハウが充実している
  7. 治安が良い
  8. 伝統的なフィジアン料理をはじめ西洋料理、インド料理、中華、和食、韓国料理など食のレパートリーが多く、水準が高い

ミーティングルーム高クオリティなMICEを可能にする本島のリゾート地区

高クオリティなMICEを可能にする本島のリゾート地区フィジーは300以上の島々からなるが、なかでも本島であるビチレブ島には設備の整った高級リゾートやアクティビティが数多く存在しているためMICEなどの団体旅行に最も適している。とくに人気が高いのがリゾートに特化したデナラウ地区とコーラルコースト地区。これらの代表的なホテルには日本人ゲストスタッフまたは日本語スタッフが常勤している。

ミーティングルームエリア全体が一大リゾートタウンのデナラウ・アイランド

エリア全体が一大リゾートタウンのデナラウ・アイランドナンディ国際空港から車で約20分のデナラウは本島と橋で結ばれた出島で、複合型リゾート・コンプレックス地区として数十年前から開発が進められてきた。現在は8軒の高級リゾートと18ホールのチャンピオンシップゴルフコースがある。また一画には離島へのクルーザーが発着するデナラウ港もあり、昨年10月にはデナラウ港に隣接して「ポート・デナラウ・マリーナ」がオープン、最先端のレストランやバー、ブティックなどが集まるショッピング&ダイニングスポットとして人気が高い。デナラウ内には無料のブラバスが各リゾートやポート・デナラウ・マリーナを巡回しており、宿泊客はこのエリア内だけでも十分に楽しむことができるようになっている。

◆ ソフィテル・フィジー・リゾート&スパ
スイートを含む全296室と3つのレストランに2つのバーのほか、プールやスパ、チャペルなどの施設が整う。またフィジー最大規模のカンファレンス施設「グランド・ボールルーム」があり、バンケット形式で640人、シアター形式で最大720人を収容する。
http://www.sofitelfiji.com.fj/index.htm

◆ ラディソン・リゾート・フィジー・デナラウ・アイランド
2007年夏にオープン。スイートを含む全270室で、敷地中央には大小のラグーンプールが巧みにレイアウトされている。ゴルフ場を望む1階にあるカンファレンス施設「キャプテンズ・ボールルーム」はカクテル形式で最大250人、バンケット形式で最大180人を収容する。
http://www.radisson.com/fiji

◆ フィジー・ビーチ・リゾート&スパ・マネージド・バイ・ヒルトン
全長1.5㎞のビーチを有するほか、7つのプールがあり、全225室の客室の中にはプライベートプール付きや、キチネット、洗濯機などが完備されたコンドミニアムタイプもある。'08年内には大型のコンベンション施設が完成する予定だ。
http://www1.hilton.com/en_US/hi/hotel/NANHIHI-Fiji-Beach-Resort-and-Spa-Mana ged-by-Hilton/index.do

◆ ザ・ウェスティン・デナラウ・アイランドリゾート&スパ
デナラウ地区の中でも老舗リゾートだが'05年にリニューアルされ、伝統とモダンさが融合したシックな雰囲気に生まれ変わった。客室はスイートを含む全273室で、大小7つのカンファレンス施設は最大で300名(シアター形式)収容できる。また、ウェスティン・ブランドの「ヘブンリー・スパ」もある。
http://www.westinfiji.com/

◆ シェラトン・デナラウ・ヴィラ
客室の半数がキチネット付きのスイートで、半数がモダンなヴィラタイプ。客室数は3ベッドルームヴィラを含む全164室。ウェスティンと隣接し、レストランやカンファレンスルームなど各種施設を共有している。
シェラトン・フィジー・リゾートは現在、改装工事のため'08年11月初旬まで休業中。
http://www.starwoodhotels.com/sheraton/property/overview/index.html?property ID=485&EM=VTY_SI_fiji_485_overview

◆ ソナイサリ・アイランド・リゾート・フィジー
デナラウの目の前に浮かぶ105エーカーの小島に32のホテルルームと42のオーシャンビューブレ、46のビーチフロントブレ、3つのファミリーブレの全80室がある。乗馬など島内アクティビティが豊富で敷地内の船着き場から直接各種クルーズに行くこともできる。室内のカンファレンスルームのほか、野外ではさまざまな趣向が可能。
http://www.sonaisali.com/

ホテルイメージ ホテルイメージ ホテルイメージ

ミーティングルーム美しい海岸線と豊かな自然が広がるコーラルコースト

美しい海岸線と豊かな自然が広がるコーラルコーストコーラルコーストとは本島南端の約160㎞にわたる海岸線を指し、蒼い海と砂浜、河口にはマングローブが生い茂る自然豊かなエリアで、自然を満喫するアクティビティが豊富だ。中心となるシンガトカは、ナンディから首都スバを結ぶ幹線道路を走って所要約1時間。周辺には高級リゾートやテーマパーク、アクティビティスポットなどが点在している。

◆ シャングリラズ・フィジアンリゾート&スパ
シャングリラズ・フィジアンリゾート&スパコーラルコーストと橋で結ばれた面積43haのヤヌザ島をが丸ごとリゾートになっている。スイートを含む全442室からはすべて海を望むことができるほか、7つのレストランと2つのバー、9ホールのゴルフ場、免税店など充実した施設を誇り、シャングリラズ・ブランドの「氣スパ」も開設された。コンベンション施設ではオーディオ・ビジュアル設備の整った「ダブイ・イベントセンター」(最大400人収容)を筆頭に、最大1000人収容の「パビリオン」など大規模MICEにも対応している。また敷地内の専用会場で定期開催される、伝統の火渡りの儀式や歌と踊りのショーを鑑賞できるブッフェディナーはMICE客層にも人気だ。
http://www.shangri-la.com/en/property/yanucaisland/fijianresort

◆ アウトリガー・オン・ザ・ラグーン・フィジー
アウトリガー・オン・ザ・ラグーン・フィジー海を見下ろす高台に建つ5ツ星のラグジュアリーリゾートで、客室はブレやスイートを含む全254室。眺めのいいバルコニーでジャクジーを楽しめる「ベベ・スパ」には最新のハイドロ美容機器も完備されている。カンファレンスルームはシアター形式で最大140人まで収容可能で、眺望のよいバルコニーとオープンエアのテラスが付いている。同様に高台に建つチャペルでも数十人規模のレセプションやバンケットに対応する。
http://www.outrigger.com/hotels-resorts/fiji/outrigger-on-the-lagoon-fiji

日本向け現地ランドオペレーターに聞く
「フィジーの伝統文化を入れたテーマパーティーが人気」

高クオリティなMICEを可能にする本島のリゾート地区フィジーの日本向けランドオペレーター4社(※)からなる業界団体JITOCに、現場の観点からフィジーMICEの現状を尋ねた。

「リゾートの中心となるデナラウ地区やコーラルコーストでは常にオーストラリアやニュージーランド、欧米からのMICEが入っています。そのためリゾート側の熟練度は高く、ノウハウも豊富です。テーマパーティーで最も人気なのがフィジーの伝統文化を取り入れたものです。腰ミノを付けて顔にペインティングしたウォーリアー (戦士)たちが踊りのほかにさまざまなゲームをしかけたり、カバと呼ばれる伝統儀式でもてなしたり、フィジーらしさが存分に味わえる趣向です。会場をビーチや芝など屋外に設定することも容易で、夕陽を眺めながらの印象深いひとときを演出できます。また、スルという伝統のパレオを全員で身にまとって仲間意識を高めるなどの、チームビルディング・プログラムを組み込むこともよく行なわれます。予算と目的に合わせて我々はさまざまな提案をいたしております。どのような規模でも万全の体制で日本からのお客様をしっかりとサポートいたします。」

JITOC加盟会社は次の4社。

  • サウス・パシフィック・オセアニア
    日本での問い合わせ先:株式会社サウスパシフィックツアーズジャパン
    電話 03-5408-7471
    http://www.south-pacific-tours.com/
  • a.t.s.パシフィック
    日本での問い合わせ先:株式会社UTIジャパン
    電話 03-3359-2390
    http://www.uti.co.jp/
  • H.I.S.フィジー支店
    日本での問い合わせ先:株式会社エイチ・アイ・エス(新宿本社 団体営業部)
    電話 03-5360-1964
    http://www.his-j.com/
  • サウス・パシフィック・ブライダル ※JITOC準メンバー
    日本での問い合わせ先:株式会社ブライダルキューブ
    電話 03-5446-5691
    http://www.bridalcube.com/

ミーティングルームお問合せ

Air Pacificエア・パシフィック航空
〒100-0005東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル251
電話03-5208-5171(予約センター)
http://www.airpacific.co.jp/
フィジー政府観光局フィジー政府観光局
〒106-0041 東京都港区麻布台2-3-5ノアビル14階
電話03-3587-2561
http://www.bulafiji-jp.com/