旅行の高付加価値化と事業の多角展開に活路-KOKK小柳肇氏

コロナ禍は「良いこと7割」、危機をチャンスに変えて進化を目指す

新潟県新発田市を本拠地とするケー・オー・ケー・ケー(KOKK)は、主催旅行のハミングツアーを主力とする旅行業のほか、バス事業やイベント事業、ホテル事業を多角的に展開。観光産業への逆風にも下を向くことなく、小柳肇代表取締役はコロナ禍を「悪いこと3割、良いこと7割」と表現する。その前向きな姿勢と気概はどこから来ているのか。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹) -はじめに自己紹介からお願いいたします。小柳肇氏(以下敬称略) 新潟の工業高校を卒業後クラレに入社し、化...