航空会社のバックボーン活かし課題解決、観光立県での復活を目指す―沖縄県議会議員 西銘啓史郎氏

入域者数よりも人泊数、量から質への転換を

沖縄のいわゆる政治家一家に生まれながら、全日空に30年勤め、早期退職して地元に戻った西銘啓史郎氏。もともと政治家になるつもりはなかったというが、現在は前職の経験も活かし、観光立県を掲げる沖縄の県議会議員として精力的に活動している。観光産業の重要性を訴えて続けてきた西銘氏に、沖縄の現状と今後についての考えを聞いた。インタビューは3月10日に実施した。(聞き手:弊社代表取締役社長兼トラベルビジョン発行人 岡田直樹) -まずはご自身のご紹介をお願いいたします 西銘啓史郎氏(以下敬称略...