タイ、「新型コロナウイルス」に関する最新情報

  • 2021年5月7日
  • 出典:OTOA

「新型コロナウイルス」の影響について、現在のタイの最新情報を以下にお知らせいたします。

■ 感染者状況

2021年4月26日時点の総感染者数は55,460名

■ 行政・その他機関からの発表

◎ バンコク

感染の拡大を受け31業種の営業を制限または禁止とする旨を発表しております。

* コンビニエンスストア22:00~翌朝05:00の時間帯は営業禁止

* デパートは11:00~21:00の時間帯のみ営業可

* 公園の閉鎖

など様々な業種で2週間の制限が発表となっております。

◎ プーケット

以下、4月18日より適用となる防疫措置となります。

* 学校及び全教育機関の建物・場所における授業、試験、研修、諸活動の実施を目的とした

 使用を禁ずる。

* 50名以上が参加する活動を禁ずる。

* 娯楽施設および類似施設(パブ、バー、カラオケ、入浴施設)の最低14日間の閉鎖。

* 飲食店では、店内での飲食は21:00まで、テイクアクトは23:00までとする。

* 酒類の店内消費を禁ずる。

* ショッピングセンター、コミュニティモール等は入場者数を制限しつつ、営業時間を

 21:00までとする。

 なお、ゲームセンター、遊戯施設は閉鎖。

* コンビニエンスストア、スーパーマーケット、ナイトマーケット、路上販売は、

 営業時間を23:00までとする。

 従来24時間営業を行っている施設については、営業開始時間を午前04:00とする。

* 競技場、運動施設、ジム、フィットネスは、営業時間を21:00までとする。

 試合については、入場者数を制限した上での実施であれば、これを認める。

 また県知事からは、シュノーケリングやダイビングの運営は行わないよう指示あり。

〔追加情報〕

* マスク着用義務化(2万バーツを超えない罰金あり)

* 入県規制を実施(4月21日~30日)

 プーケット空港に到着した全員、または車両にて危険地域「レッドゾーン」から

 プーケット県に到着した人に対し、下記の措置が適用となります。

 1) 新型コロナウイルスワクチンを2回度接種した証明があれば入県可能

 2) プーケットへ出発する72時間前までの陰性証明があれば入県可能

 3) 上記1~2がない場合は、到着時に新型コロナウイルスの迅速抗原検査・

  Rapid Antigen Testを実施。費用は300バーツ。

  外国人は自己負担。それ以外は保健省が費用を負担。

◎ クラビ

 入県には隔離検疫14日間が必要になりました。

■ 市内の状況

◎ バンコク

タイにおける一日の感染者数は2,000~2,800名と先週時点から倍近くの増加となっております。

バンコク市内では各業種の営業制限が行われ、街中でも人出は減少の傾向にあります。

また、4月26日からマスクの着用が義務化され、着用違反者に関しては20,000タイバーツ(約7万円)の罰金が科されることとなり、より一層防疫に対する市民の意識が高くなってきております。

◎ プーケット

4月に入ってから累計感染者数は335名となっており、急速に感染者が増加中しており、昨年1年間での累計感染者数230名を約3週間で超過する勢いとなっております。

4月18日より政府による防疫措置の発表に追加して、プーケット島への入島規制が実施され、タイ南部各地からプーケットに出稼ぎで出てきている市民の多くはロックダウンされる前に地元へ車で戻ろうと帰省ラッシュが発生しており、規制実施の直後には混乱も見受けられる状況でした。

また、島民の間ではSNS等発表される地域別の新規感染者数や、感染者のタイムライン(行動履歴)など次々に情報が拡散されております。一方で州行政からは、国内の他地域と比較してプーケットにおけるワクチン接種は進んでいる旨が強調され、現在1日に1万回の接種が行われていると伝えられております。

7月1日のワクチン2回接種済みの外国人旅行者受け入れを目標に着々と準備をする様子が見受けられます。

以上、ご注意ください。

情報提供:ジェイ・ティ・エイ・ジャパン株式会社日本海外ツアーオペレーター協会