KNT―CT、10月の旅行取扱は66・6%減 国内旅行回復進む

 KNT―CTホールディングスの10月の旅行取扱総額は前年比66・6%減の154億5900万円だった。海外、外国人旅行は依然として厳しさが続くが、Go Toトラベルキャンペーン効果もあり国内旅行が回復してきた。

 国内旅行は同46・1%減の145億2300万円。団体旅行は一般団体が同86・1%減と回復してこないが、学生団体は修学旅行の再開の動きがみられ、同44・2%減と回復が進む。全体では同59・4%減に。企画旅行も同様に同35・6%減と前年割れだが、Go To効果で少人数ツアーなどは前年並みまで戻ってきた。個人旅行は同46・6%減と改善傾向が続く。

 海外旅行は同97・5%減の1億2100万円。団体旅行は一般、学生ともにほとんど取扱がなく同99・2%減、企画旅行もほぼ取扱がない状態が続いている。

 外国人旅行は取扱がほぼない状態で、レイルパスなどの払戻しでマイナス値に。

 なお、取扱額は近畿日本ツーリスト北海道、近畿日本ツーリスト東北、近畿日本ツーリスト関東、近畿日本ツーリスト首都圏、近畿日本ツーリスト中部、近畿日本ツーリスト関西、近畿日本ツーリスト中国四国、近畿日本ツーリスト九州、近畿日本ツーリストコーポレートビジネス、KNT―CTグローバルトラベル、KNT―CTウエブトラベル、クラブツーリズム、ユナイテッドツアーズ、KNT商事の合算。


情報提供:トラベルニュース社