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阪急交通社グ、8月の国内は4%増、九州は前年並みに

  • 2016年10月11日

 阪急交通社グループ3社(※)の2016年8月の旅行取扱概況で、国内旅行の取扱額は前年比4.0%増の100億6602万円となった。主力の阪急交通社は3.8%増の98億8850万円。北海道、東北、東海、中国四国地方が好調で、九州も「ふっこう割」の効果で前年並みに回復したという。

 業務渡航系の2社については、阪急阪神ビジネストラベルは19.0%増の2億9204万円に。夏季休暇などにともなう出張需要の減少がなかったことに加え、首都圏を中心に団体旅行の動きが活発だったことなどにより増加した。阪神トラベル・インターナショナルは、一部の得意先を阪急阪神ビジネストラベルに移管したことなどから32.3%減の1231万円となった。

 なお、3社の海外旅行の取扱額の合計は15.5%減の159億2166万円、外国人旅行は24.3%増の1億6317万円で、総計は8.8%減の261億5085万円となった。海外旅行の詳細は別途記載(下記関連記事)。

※阪急交通社グループ3社:阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪神トラベル・インターナショナル