豪州、上半期の日本人は27.9%増-10ヶ月連続の増加

  • 2016年8月8日

 オーストラリア政府観光局(TA)によると、2016年1月から6月までの日本人訪問者数は前年比27.9%増の17万9000人だった。6月単月では21.7%増の2万200人。日本人訪問者数は、座席供給量の増加などにより15年9月から10ヶ月連続で2桁増を続けており、なかでも4月単月は47.1%増の2万5300人と大きく伸長。7月以降も堅調に推移しており、今後の伸びに期待できるという。

 オーストラリアは、日本旅行業協会(JATA)がこのほど発表した夏休みの海外旅行の人気方面調査で、前年の10位から7位にランクアップ。JATA事務局長の越智良典氏は「航空増便と安心・安全な旅行先であることが人気のポイントだが、メディアでの露出を通じてオーストラリアの魅力が市場に浸透してきていることも非常に大きい」と評価するとともに、JATAとしても積極的に協力する姿勢を示している。