日本エアコミューター、新機材の外装デザインを発表

  • 2016年7月7日

 JALグループで奄美群島などを中心に離島路線を展開している日本エアコミューター(3X)はこのほど、2017年1月に初号機を受領する予定の新型ターボプロップ機のATR42-600型機について、外装デザインを発表した。同社ではエアバスグループのAvions De Transport Regional(ATR)社との同機材9機の購入契約を締結しており、このうち8機を確定発注している。

 デザインは3Xの本社がある鹿児島県のタラデザイン専門学校と共同で制作。鹿児島県の多くの自治体で市町村の花として定められているハイビスカスを、水引に見立てた5本のラインでつないだ。機体左側の大きなハイビスカスは鹿児島県本土、その左下に広がる小さな7輪のハイビスカスは同県の離島に見立て、機体右側のハイビスカスはその他の3Xが運航する地域を表現している。

 水引は、地域や人々、歴史をつなぐシンボルとして表現。配色は、奄美大島にのみ生息する絶滅危惧種のルリカケスにちなみ、赤、黒、瑠璃色を基調とした。

新機材のデザイン